フリーのお絵かきツールだけでキャストカード作るよ(後半)


後半は
「テクスチャを貼る」
「縮小」
「透過」
「差分の作成」
です!
この子にバトンタッチ。


前半の作業はこんな感じで終えました。
トリミング、調整   →    ペン入れ   


色塗りが終わった段階です。
影も入れますが、そんなに丁寧にはやってません。



8.テクスチャを貼る


①いい感じのテクスチャを用意する
②「レイヤー」→「画像をレイヤーとして開く」→テクスチャを選択
③テクスチャを貼りたい部分を色レイヤで選択(「選択ツール」)
 →「編集」→「選択部分の階調を反転」→切り取り(削除)
(不要な部分を選択して削除してます)
④レイヤーモードを変更する(Overlayなど)

今回、服の質感を表現するために、
モフモフ!わしゃわしゃ!という感じの
テクスチャを使いました。

暖色系のテクスチャなので、オーバーレイモードで重ねると
下の緑色が黄緑っぽく変わりました。

同様に、髪の毛は、お人形の毛糸の髪の毛みたいな感じがいいなあと思ったので
こういうテクスチャにしました。
もともと青いテクスチャですが、不透明度を下げているので、色味の影響はそれほどありません。

オーバーレイの他にもレイヤーモードは色々あるので、試してみると面白いです。
テクスチャや下地の色・コントラストを変えたり
レイヤーの不透明度を変えたりして、好みの色合いになるように調整してください。

今回使ったテクスチャは、

http://www.premiumpixels.com/freebies/11-free-high-resolution-fabric-textures/
こちらから頂きました。
モフモフわしゃわしゃした、毛糸・布系のテクスチャの詰め合わせです。

テクスチャは色んなところにあるので、好みのものを探してください!
布系のテクスチャは使いやすいです。
また、水彩風、和紙風、アンティーク壁紙風のテクスチャなども、面白いです。

配布の予定がある場合は特に、
各素材の利用規約をしっかり確認します。
(加工・合成後の再配布がOKかどうかをよく確認しましょう)

山羊さんには、水彩のグラデーション(赤~黄)のテクスチャを、
カエルさんとひよこさんには、アンティーク壁紙風のテクスチャを使っています。

テクスチャを変えるだけで、全然雰囲気が変わるので
色々試してみると楽しいです!




9.縮小


まず、顏のサイズや構図、線の太さと相談しながら
実際に使う範囲を決め、トリミングします。
この時「フィルタ」→「シャープ」をかけると
縮小してもあまりぼやけません。


カードサイズの「74×94px」に縮小しました。



10.透過

(透過PNGじゃないやり方です)

塗りつぶしツールで、背景を塗りつぶします。
この時、必ず
不透明度:100
公差:0
アンチエイリアス:OFF
にしておきましょう。

背景の色は、人物で使っていない色にしてください。


私は透過PNGを使っていないので、
一番左上で透過色を指定します。
背景と同じ色が、必ずここに1pxあるようにします。

最後に、背景色がキッチリ1色で塗られているかどうか、確認してください。
公差:0
隣接部:OFF
の塗りつぶしツールで
別の色を流し込むと分かりやすいです。

気になるところをドット打ちで修正したり、
色を補正したり、
色数を減らしたりして

完成です!


実際にbmp形式に変換して、
カードワースのキャストカードフォルダに突っ込んで
動作確認してみましょう。
ウハウハします。



オマケ
差分の作り方


縮小前にレイヤを結合せずに
色が違うところを別レイヤーで用意して
切り替えて保存するとらくちんです。

透過用に塗りつぶした背景や
影、テクスチャのレイヤーは共通に使えるので
手間が省けます。




以上、私の個人的な作り方でした!
何かの参考になれば嬉しいです。
いろいろ試して、好きな方法を見つけてくださいねー!